熱中症の予防対策について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei16/index.html

熱中症の予防対策について

熱中症による死亡災害発生状況(平成18年分)〜
照会先 厚生労働省労働基準局安全衛生部
労働衛生課物理班
TEL 03−5253−1111
内線(5498)


職場における熱中症による死亡災害は、気温が高い7月から8月にかけて多く発生していますが、5月や6月にも発生する災害です。

直射日光により高温環境となる屋外作業場所等では、熱中症を予防するため以下の事項を守ってください。

(1)作業環境の面から
日除けや通風をよくするための設備を設置し、作業中は適宜散水する。
水分、塩分の補給のためのスポーツドリンクなどや身体を適度に冷やすことができる氷、冷たいおしぼりなどの物品などを備え付ける。
作業中の温湿度の変化がわかるよう温度計や湿度計等を分かりやすい場所に設置する。
日陰などの涼しい場所に休憩場所を確保する。
(2)作業の面から
十分な休憩時間や作業休止時間を確保する。
作業服は吸湿性、通気性の良いもの、帽子は通気性の良いものを着用する。
(3)健康の面から
健康診断結果などにより、作業者の健康状態をあらかじめ把握しておく。
作業開始前はもちろん、作業中も巡視などにより作業者の健康状態を確認する。
(4)教育の面から
作業を管理する者及び作業者に対し、あらかじめ(1)熱中症の症状(2)熱中症の予防方法(3)緊急時の救急措置(4)熱中症の事例について労働衛生教育を行うこと。
また、熱中症は早期の措置が大切です。少しでも熱中症の症状が見られた場合は、救急措置として涼しいところで安静にし、身体を冷し、水分及び塩分の補給を行う等します。また、必要に応じ医師の手当を受けさせてください。また、そのためにも、作業現場の近くの病院や診療所の場所を確認しておくとともに、緊急連絡網を作成し、関係者に知らせておくことが必要です。

厚生労働省では、毎年、職場における熱中症による死亡災害の発生が見られるこの時期に、全国で発生した職場における熱中症による死亡災害事例を紹介するとともに、発生月、発生時間帯、被災者の年代、業種及び作業日数別にした発生件数を公表しています。

今般、平成18年分(平成19年5月10日付け基安労発第0510001号「熱中症による死亡災害発生状況(平成18年分)について」)をとりまとめましたので、これを参考に災害の発生事例や傾向を知り、労働衛生教育に役立てる等熱中症予防対策の徹底を図ってください。



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第11次労働災害防止計画について

http://www.mhlw.go.jp/bunya/roudoukijun/anzeneisei21/index.html

第11次労働災害防止計画について

○ 平成20年3月19日、労働災害防止計画(1〜12ページ(PDF:473KB)、 13〜22ページ(PDF:476KB)、 23〜24ページ(PDF:76KB)、全体版(PDF:1,027KB))が公示されました。

○ 本計画は産業構造の変化、就業形態の多様化、高年齢労働者の増加等、労働者を取り巻く社会経済の変化に対応し、労働者の安全と健康を確保すべく策定したもので、今後5年間にわたる労働安全衛生行政の指針となる計画です。

○ 本計画の概要はこちら(PDF:52KB)をご覧ください。

担当:労働基準局安全衛生部計画課独法班(内線5479)



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