公衆衛生ネットワーク
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■ Yahoo!グループニュースレター(第78号 2006/5/16)
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私たちの健康を守ってくれる人々のグループがあった!
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【1】管理人に聞け! ―― 「公衆衛生ネットワーク」切明義孝さん
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▼△ 人々の健康を守るため距離の壁を越えて支えあうグループ ▲▽
「公衆衛生」というこ言葉をご存じだろうか。これは社会医学のひとつで、地
域社会の連携や努力を通して、疾病などを予防し、健康の増進を目的とする学
門のこと。近年では「BSE(牛海綿状脳症)」や「鳥インフルエンザ」などの
食品問題や感染症などが、公衆衛生が取り組むべき問題となったといえばわか
りやすいだろうか。
「公衆衛生ネットワーク」は、公衆衛生の向上を目的としたグループ。管理人
の切明義孝さんは著書などもある医学博士だ。2000年、切明さんは公衆衛生関
係者の情報交流を促進するため、グループを作った。当初のメンバーの中心は
保健所の職員たち。まさに、最前線で公衆衛生に取り組む人々である。その後、
口コミでネットワークが広がり、今は1,500人弱のメンバーを抱える巨大グル
ープに成長した。
現在、メンバーの職業は医師や看護師、大学で研究している方など多岐にわた
るが、公衆衛生の向上に取り組んでいるという点では目標は同じ。切明さんは
「グループのモットーは『科学的根拠に基づく対策』『正確な情報の提供』で
す」と語る。投稿内容の確かさや有用性には定評があり、それがグループの信
頼性やメンバーの増加につながっている。
これまで盛り上がった話題は、新型肺炎「SARS」やBSE、タバコの問題など。
現在は鳥インフルエンザが話題の中心となっている。切明さんは「グループを
通じて、全国の医師や行政に携わる方が情報を共有し、相互理解を深めれば、
解決への道がひらけてくると考えています」と話す。
感染症や食品の安全性など、公衆衛生に関する分野では、まだまだ問題が山積
している。一人の力は弱く小さくても、距離の壁を越えて支援しあえるグルー
プがあれば、一気に問題を解決できるパワーが生まれるかもしれない。私たち
の健康や生命のために頑張っている人々がここにいる。もしかしたら、このグ
ループが多くの人々に健康と幸せをもたらしてくれるかもしれない。
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