鳥インフルエンザウイルスの感染予防と健康相談について
http://www.pref.hokkaido.lg.jp/hf/iks/kenkousuisin-tori-infuru
鳥インフルエンザウイルスの感染予防と健康相談について
平成20年4月24日(木)に野付半島で収容されたオオハクチョウの死亡個体について、5月1日(木)に環境省釧路自然環境事務所が簡易検査を実施したところ、鳥インフルエンザが陽性になり、その後、北海道大学において確定検査を行っていましたが、5月5日(月)に環境省から高病原性鳥インフルエンザウイルス(H5N1亜型・強毒タイプ)を検出した旨の発表がありました。
鳥インフルエンザウイルスは、感染した鳥との濃密な接触などの特殊な場合を除き、ヒトには感染しないと考えられており(注1)、過度な心配する必要はありませんが、野付半島において、鳥インフルエンザに感染したオオハクチョウに触れるなど、接触した方がありましたら、念のため、次の『相談窓口』にご連絡ください。
★保健福祉部健康推進課及び中標津保健所において、本日(5月5日)から当分の間、感染不安に関する『相談窓口』を設置します。
◇保健福祉部健康推進課
電話
直通 011−204−5253
代表 011-231-4111(内線 25-403、25-413)
電話 0153−72−2168
(注1) 鳥インフルエンザは、この病気にかかった鳥と接触して、羽や粉末状になった排泄物を吸い込んだり、排泄物や内臓に触れた手を介して鼻からウイルスが入るなど、ヒトの体内に大量のウイルスが入ってしまった場合に、ごくまれにかかることがあることが知られています。鳥との接触後、数日で(10日以内)、突然の高熱や咳などの呼吸器症状のほか、肺炎や全身症状を引き起こすと言われています。
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○野鳥からの感染防止のため、念のため、次のことに注意してください。
■衰弱又は死亡した野鳥又はその排泄物には直接触れないようにしてください。もしも、触れた場合は、速やかに「手洗い」や「うがい」を行ってください。(注2)
■特に、子どもは、興味から野鳥に近づくおそれがありますので、注意してください。
■ただし、日常生活においては、過度に心配する必要はありませんので、冷静な対応をお願いします。なお、ヒトへの感染は、東南アジア等で報告されていますが、日本国内での報告例はありません。
(注2) 野鳥の死体を見つけたら、各種の病原体や寄生虫に感染しないよう、素手で触れないでください。連休中は、行楽の機会も増え、特に、小学生や幼稚園児、保育園児、乳幼児などは、好奇心から野鳥の死体や衰弱した個体に触れるような可能性があると考えられることから、子どもたちへの感染防止について、保護者の皆様や周囲の皆様方による特段の配慮をお願いします。
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■リンク
◎国の情報 緊急情報 鳥インフルエンザウイルス(H5N1)の感染予防について 〜厚生労働省
国民の皆様へ(鳥インフルエンザについて) 〜関係省庁
◎道の情報 北海道農政部(高病原性鳥インフルエンザに関する情報)
北海道環境生活部(自然環境課トップページ)
北海道環境生活部(死亡した鳥を見つけた場合の注意事項)
◎国立感染症研究所感染症情報センター (鳥インフルエンザに関するQ&A 2006年12月更新版)
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