「平成19年度働きざかり世代の生活習慣実態調査」について

「平成19年度働きざかり世代の生活習慣実態調査」について
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2008/06/60i6g200.htm

調査結果のポイント

1 定期健康診断
定期健康診断は、大規模、中規模事業所では100%、小規模事業所は78.4%で実施している。
従業員の定期健康診断の受診率は、大規模事業所では95.0%、中規模事業所は95.4%、小規模事業所は77.0%である。
定期健康診断結果で何らかの異常を指摘された者は、30歳代は34.8%、40歳代で63.4%と40歳代が多い。異常を指摘された項目は、「脂質代謝異常」が最も多く55.7%、「肥満」33.6%、「高血圧症」16.8%の順である。
定期健康診断の結果を「受け取ったのみ」の者は75.8%、「結果について医師、保健師、看護師等から説明を受けた」者は20.5%である。

2 がん検診
事業所のがん検診実施率は、胃がん46.0%、肺がん37.9%、大腸がん42.5%、乳がん32.2%、子宮がん31.0%である。
従業員のがん検診受診率は、胃がん10.4%、大腸がん8.4%、肺がん7.2%である。
がん検診を受けなかった理由は、「職場でがん検診を実施していないから」が58.1%、次いで「受ける時間がなかった」が21.7%である。

3 生活習慣等
「朝食を食べない」者が24.5%である。
現在の食事内容に、「少し問題がある」、「問題がある」と思う者の合計は56.9%で、問題点として、「栄養のバランスが悪い」が69.9%、「エネルギーの摂取量が多い」が48.6%、「食事時間が不規則」が38.3%である。
「1週間に1回以上運動している」者は30.0%、「不定期にしか運動していない」者が28.6%、「運動していないが、今後は始めたいと思っている」者が27.4%である。
習慣的に運動をしていない理由は、「運動をしようと思うが実行するまでに至らない」が47.9%と最も多く、次いで「忙しくて時間がない」が41.3%である。
「毎日飲酒する」者は、30歳代23.0%、40歳代は37.4%である。
禁煙を試みたことがある者は65.0%。その内、「禁煙に成功した」者は34.1%である。
メタボリックシンドロームについての認知度は、「知っている」が59.1%、「何となく知っている」が35.6%である。知っている者のうち、定義を正しく理解していた者は25.9%である。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/CHOUSA/2008/06/60i6g200.htm

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