住宅火災から大切な命を守ろう - 切明義孝の健康日記

　東京消防庁管内では、昨年の12月29日から住宅火災が相次ぎ、１月７日までの10日間で、10人が亡くなりました。そのうち、５人が高齢者、３人が10歳以下の子どもでした。また、住宅用火災警報器を設置していなかった住宅で８人が亡くなりました。

火災を防ぐために
外出・寝る前に火の元を点検する
火をつけたままストーブに給油しない
コンロを離れるときは火を消す
寝たばこは絶対にしない
こたつの中で衣類を乾かさない
家具等で電気コードを踏みつけない
家の周りを整理整頓して放火防止
火災が起こったときのために

　高齢者や子ども、体の不自由な方等は、火災発生時に自力での避難が難しく、すぐに対応できないため、避難が遅れることが考えられます。次のことに取り組みましょう。

住宅用火災警報器は火災の早期発見に大変有効です。早めに設置しましょう。
※22年４月１日からすべての住宅に住宅用火災警報器の設置が義務付けられます。
町会・自治会を中心に地域が一体となって、火災をはじめとする災害時に支援が必要な方々への協力・支援体制づくりを進めましょう。