がん診療連携拠点病院の現況報告について

がん診療連携拠点病院の現況報告について
http://www.mhlw.go.jp/houdou/2009/03/h0318-1.html

厚生労働省では、「がん診療連携拠点病院の整備について」(平成20年3月1日付け健発第0301001号厚生労働省健康局長通知)に基づき、全国どこでも質の高いがん医療を提供することができるよう、全国351箇所(平成20年4月1日現在)の病院を「がん診療連携拠点病院」として指定しており、毎年1回10月31日現在の診療体制などの現況を報告してもらっています。

今般、都道府県経由でがん診療連携拠点病院から提出された平成20年10月31日現在の現況報告書に基づき、指定要件の充足状況に関する回答を下記のとおりまとめましたので、お知らせ致します(速報値)。

なお、各がん診療連携拠点病院の現況報告書のデータのうち、必須要件に関するものについては(Excel:443KB)厚生労働省総務課がん対策推進室のホームページでも公開しております。
(平成22年4月の指定更新のためには、指定要件のうち、必須要件について、平成21年10月末日の更新申請時までに充足する必要があります。)

<充足率の高い上位5要件>
○我が国に多いがんについて、集学的治療及び緩和ケアを提供する体制を有するとともに、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療等がん患者の状態に応じた適切な治療を提供していると回答している拠点病院数  351/351病院(100%)

○相談支援を行う機能を有する部門を設置していると回答している拠点病院数  351/351病院(100%)

○健康局総務課長が定める「標準登録様式」に基づく院内がん登録を実施していると回答している拠点病院数  351/351病院(100%)

○我が国に多いがん以外の各医療機関が専門とするがんについて、集学的治療及び緩和ケアを提供する体制を有するとともに、各学会の診療ガイドラインに準ずる標準的治療等がん患者の状態に応じた適切な治療を提供していると回答している拠点病院数  350/351病院(99.7%)

○がん患者の療養上の相談を行っていると回答している拠点病院数  350/351病院(99.7%)

<充足率の低い上位5要件>
○原則として、別途定める「プログラム」に準拠した当該2次医療圏においてがん医療に携わる医師を対象とした緩和ケアに関する研修を毎年定期的に実施していると回答している拠点病院数  108/351病院(30.8%)

○毎年、院内がん登録の集計結果等をがん対策情報センターに情報提供していると回答している拠点病院数  162/351病院(46.2%)

○緩和ケアチームにおいて緩和ケアに携わる専門的な知識及び技能を有する常勤の専従看護師が1人以上いると回答している拠点病院数  204/351病院(58.1%)

○相談支援に関し十分な経験を有するがん患者団体との連携協力体制の構築に積極的に取り組んでいると回答している拠点病院数  212/351病院(60.4%)

○外来において専門的な緩和ケアを提供できる体制を整備していると回答している拠点病院数  240/351病院(68.4%)

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