毒キノコにご注意を〜毒キノコを誤って販売〜
毒キノコにご注意を〜毒キノコを誤って販売〜
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/10/20ka4600.htm
平成22年10月4日
福祉保健局
墨田区の祭りの出店で毒キノコが誤って販売されました。墨田区は当該店舗から購入したキノコを食べないよう呼びかけています。
【探知】
平成22年10月2日（土曜）午後7時頃、墨田区主催の「すみだまつり」の出店者から墨田区に「誤って、毒キノコを販売した可能性がある。」との連絡が入った。
【調査結果】
•10月3日、クリタケとして販売された4パックのうち、回収した2パックについて、東京都健康安全研究センターが鑑定した結果、2パックとも有毒の「ニガクリタケ」であった。
•10月3日、報道により当該情報を知ったという住民から墨田区に当該キノコ1パックを購入した旨連絡があった。
•本日、当該購入者から回収した残品を東京都健康安全研究センターにおいて鑑定した結果、残品は「ニガクリタケ」であった。
•墨田区は残り１パックの購入者の特定を急いでいる。
【注意】
秋は、キノコ狩りのシーズンです。
毒キノコによる食中毒を防ぐには、毒キノコによる食中毒防止５ヶ条を守り、確実に食用と鑑定されたもの以外は、絶対に食べないでください。
毒キノコによる食中毒防止５ヶ条
1.確実に鑑定された食用キノコ以外は絶対に食べない。
2.キノコ採りでは、有毒キノコが混入しないように注意する。
3.さまざまな「言い伝え」は迷信であり、信じない。
4.図鑑の写真や絵にあてはめ、勝手に鑑定しない。
5.食用のキノコでも生の状態で食べたり、一度に大量に食べたりしない。
※もし、食中毒となってしまったら、早急に医師の診察を受けてください。なお、原因となったキノコが残っているときは、受診の際に持参し、治療の参考にしてもらってください。
※キノコの食中毒に関する詳しい情報は、福祉保健局のホームページをご覧ください。
問い合わせ先
福祉保健局健康安全部食品監視課
電話 ０３−５３２０−４４０２、４４０５
〔参考〕
ニガクリタケの特徴
カサ
1〜5センチメートル、淡黄色〜鮮黄色
ヒダ
黄色〜紫褐色、湾生〜上生、密
柄
2〜12センチメートル、カサとほぼ同じ色で、中空、上部に消えやすい繊維状のツバがある。
発生場所
各種樹木の枯れ木、切り株、束生することが多い。
時期
一年中
胞子
楕円形
中毒症状
おう吐、下痢、けいれんなど。死亡することもある。
毒成分
ファシクロールE、ファシクロールF
詳しくは
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2010/10/20ka4600.htm
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