児童虐待死亡ゼロを目指した支援のあり方について提言

児童虐待死亡ゼロを目指した支援のあり方について提言
平成23年度東京都児童福祉審議会児童虐待死亡事例等検証部会報告書
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2012/05/40m5m400.htm

平成24年5月22日
福祉保健局

 東京都では、平成20年度に児童福祉審議会の下に児童虐待死亡事例等検証部会を設置し、第三者による児童虐待の事例検証を実施してきました。平成23年度においても、東京都、区市町村が関与していながら重大な児童虐待に至ってしまった4事例の検証を行いました。
 このたび、検証部会では、その検証結果及び再発防止策を「児童虐待死亡ゼロを目指した支援のあり方」として、知事へ提言しました。

1 検証方法

 4事例のうち、2事例については、検証部会が検証を実施。他の2事例については、児童相談所が外部の有識者を加えて、関係機関と共に検証を行い、その結果を受けて検証部会が検証を実施。

2 事例概要と主な改善策

事例概要
•2歳男児が、心肺停止状態で救急搬送され、後日死亡。母が逮捕される。他県児童相談所が係属していた家庭が都内に転居し、まもなく事件が発生した。(事例1)
•虐待通告により乳児院措置されていた0歳女児が、措置解除から約2週間後に救急搬送される。重篤な障害が残る怪我。後日、父が逮捕される。(事例2)
•2歳の男児が救急搬送され、同日死亡。父が逮捕される。子ども家庭支援センターが、母から子育て相談を受けていた。(事例3)
•障害のある4歳男児が自宅で死亡。母が逮捕される。母は、心身障害児訓練通園施設のグループ活動等に参加していた。(事例4)

主な改善策
•ケース移管にあたっては、アセスメントシートの基準に準拠した判断を行うなど、全国ルールに基づく手続きを徹底すること。
•家庭訪問で子どもと会えなかった場合は、複数回の訪問や出頭要求等により、子どもの安全確保のための現認を速やかに行うこと。
•保護者の意向や職業にとらわれず、客観的事実の抽出に配慮できるよう、研修等を通じ、職員の相談技能の向上を図ること。
•関係機関は、要支援家庭、特に障害児を持つ家庭に対するアセスメント能力の向上を図るとともに、連絡体制を構築し、一体となって危機感を持つこと。

※添付資料

•報告書概要
•報告書(本文)(PDF形式:824KB)


問い合わせ先
(提言の内容に関すること)
福祉保健局少子社会対策部家庭支援課
 電話 03-5320-4127
(東京都児童福祉審議会に関すること)
福祉保健局少子社会対策部計画課
 電話 03-5320-4114
http://www.metro.tokyo.jp/INET/KONDAN/2012/05/40m5m400.htm







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