「医療関係者のための配偶者暴力被害者対応マニュアル」 を作成しました

「医療関係者のための配偶者暴力被害者対応マニュアル」 を作成しました
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/02/20o26400.htm

平成26年2月6日
生活文化局

 東京都では、日常の診療等の業務を行う中で、配偶者暴力被害者を発見しやすい立場にある医療関係者が、被害者を早期に発見し、適切な支援を行うためのマニュアルを作成しましたので、お知らせします。
 なお、作成にあたっては、公益社団法人東京都医師会に全面的に監修をいただきました。
 今後、都内の病院・診療所等に配布し、活用いただくことで、配偶者暴力被害者の救済につながることを期待しています。

1 なぜ、医療関係者にマニュアルが必要なのか

 配偶者暴力の被害者は、被害について周囲に相談しないことが多いため、被害が潜在化しやすい傾向があります。医療関係者は、日常業務を行う中で、被害者を発見しやすい立場にありますが、必ずしも多くの医療関係者が、配偶者暴力の知識や被害者への対応方法に精通しているとは言えません。このことから、配偶者暴力に関する知識や、被害者への対応方法を盛り込んだマニュアルを作成しました。

2 特色
1.東京都医師会が全面的に監修
2.理解を深めるため、配偶者暴力の現状に関する統計や被害者の声等を紹介したコラムを掲載
3.緊急時に活用できる、早見シートも作成
4.医療関係者が読みやすいようデザイン等を工夫

3 構成
1.医療関係者が配偶者暴力の問題に関わる重要性
2.配偶者からの暴力について
3.医療機関における対応
4.都の支援体制について

4 仕様

 マニュアル A4判32ページ 4色カラー版
 早見シート A4判裏表1枚 4色カラー版

5 配布先

 東京都内病院及び診療所 約13,500箇所

※被害者の安全確保の観点から、マニュアル本文及び早見シートの公表はいたしませんが、概要について別紙(PDF形式:269KB)のとおり紹介しております。
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/02/DATA/20o26400.pdf

問い合わせ先
生活文化局都民生活部男女平等参画課
 電話 03-5388-3189
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2014/02/20o26400.htm