平成27年度デング熱対策について

平成27年デング熱対策について
〜6月は「蚊の発生防止強化月間」〜
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/05/20p5f400.htm

平成27年5月15日
福祉保健局

 昨年夏、約70年ぶりにデング熱の国内感染患者が発生し、都内を中心に100名を超える患者が報告されました。
 都では、国内感染患者の発生に備え、地域を挙げての蚊の発生防止の呼びかけや早期探知、発生時の感染拡大防止など、デング熱対策の強化に取り組んでまいります。

1 蚊の発生抑制

 蚊の幼虫(ボウフラ)が発生しないよう、水たまりをなくすなど、地域をあげて蚊の発生を抑制するため、蚊が本格的に発生する前の6月を「蚊の発生防止強化月間」とし、広く蚊の発生防止を呼びかけます。

「蚊の発生防止強化月間」における主な取組
•JR、私鉄、地下鉄駅構内等へのポスターの掲示
トレインチャンネル等の車内広告
•ラッピングバスの運行
•都民や施設管理者を対象とした講習会の開催(6月10日)

2 媒介蚊発生の早期探知

 媒介蚊を早期に発見・防除するため、定期的に蚊を捕集し、デングウイルスの保有の有無等を調査します。

媒介蚊サーベイランスの強化
•従来から実施の16施設に、新たに9施設(公園)を追加
•追加9施設における蚊幼虫調査の実施

3 発生時の感染拡大防止

 患者発生を早期に探知し、蚊の駆除等を速やかに実施するため、疑い患者の迅速検査や患者情報の分析を行い、都民等への情報提供を行います。

検査体制の整備
デング熱が疑われる方の迅速検査を実施

医療機関向け研修会の開催
•海外渡航者や外国人の感染症疑い患者を診察する医師を対象に、デング熱の診療のポイント等に関する研修会を開催

ハイリスク地点の情報提供
•媒介蚊発生の可能性があるハイリスク地点を絞り込み、ホームページを通じて情報提供



※別紙 取組内容の詳細
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/05/20p5f401.htm

問い合わせ先
(蚊の発生抑制・媒介蚊発生の早期探知について)
福祉保健局健康安全部環境保健衛生課
 電話 03-5320-4391
(発生時の感染拡大防止について)
福祉保健局健康安全部感染症対策課
 電話 03-5320-4482
http://www.metro.tokyo.jp/INET/OSHIRASE/2015/05/20p5f400.htm