汚染拡大、肉と魚はヨウ素131を検査せず流通

食品の放射性物質検査結果が下記URLに公開されています。
http://www.maff.go.jp/noutiku_eikyo/mhlw3.html

食品から検出される放射性ヨウ素やセシウムの値は当初より
低くなっているものの、汚染地帯が広がっているようです。

半減期の短い放射性ヨウ素が新潟県のパセリや静岡のお茶
からも検出されており、原子炉の核分裂と放射能放出が
現在も続いていことを示唆しています。

実際、3号機が再臨界した可能性がありホウ素を注入する
という東電の発表があり終息には遠いようです。

子供の甲状腺がんと放射性ヨウ素は関係が深いので
食品中の放射性物質検査結果をみていたところ
最も汚染が心配される福島県や茨城県の検査結果に
「魚介類は放射性ヨウ素の暫定規制値が無い」とか
「食肉は放射性ヨウ素の規制値がありません」などと
書いてありました。

一部の食品に「放射性ヨウ素による規制が無い」などと
公文書に明記されており、これを読んだ消費者が
購入を止めるのは当然です。
福島や茨城の食品が売れないのは風評では無く実害です。

それから暫定基準すれすれの食品が流通していることも
わかりました。暫定基準を満たした食品でも妊婦や授乳婦、
妊娠可能な女性では児へのリスクがあると思います。

妊婦や授乳婦、妊娠可能な女性の暫定基準は別枠で
設けるべきと思います。

ただし老人や中高年男性が食べるには支障ないでしょう。
この暫定基準を作ったのは老人か中高年の男性ですね。
たぶん。

切明