子供は福島から疎開しよう。失われた「放射性ヨウ素の無い世界」

文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20mSv/年に
引き上げました。これは決して容認できない世界一高い
被ばく量です。私も抗議しましたが力が及びませんでした。

子供たちの健康は他人まかせにせず、親が守ってください。

福島県にお住まいの方は早急に子供を県外へ疎開させて
ください。

放射性ヨウ素による甲状腺がんは幼い子供ほど発生します。

今回は原発事故と同時に東京電力ホームページから
削除された多数の資料を紹介します。

平成23年3月11日まで私たちは「放射性ヨウ素の無い
世界」に住んでいました。

「放射性ヨウ素」はウランの核分裂で生じる物質であり
原発事故が起きなければ環境中に「放射性ヨウ素」は
無かったのです。

東京電力のホームページに掲載された資料を見る限り、
東京電力も放射性ヨウ素が拡散するなどとは予想して
いなかったようで「放射性ヨウ素」の説明はありません。
福島第一原発が事故を起こすまで我々は放射性ヨウ素とは
無縁の世界に住んでいたようです。
平成21年までは東京電力の主な監視対象はセシウム137
カリウム40でした。

日本各地の自然放射線の量(ラドンなどの影響を除く)を
比較すると、最も高いところで岐阜県の年間1.19mSv、
最も少ないところで神奈川県の0.81mSvでした。

福島第一原発事故の前は自然界から浴びる放射線量は
1年に2.4mSv(世界平均)でした。なお、高いとされる
ブラジルのガラパリでも年間10mSvです。

文部科学省は子供の年間被ばく限度量を20mSvに引き上げ
たが、これは平均的な日本人の年間被ばく量の20倍で、
世界1の被ばく量になります。文部科学省は「原発事故は
無かった」ことにするようです。

放射性ヨウ素による内部被ばくについては東京電力
想定外で全く調査していません。

野菜や魚介類から放射性ヨウ素が検出されたという報道が
毎日続き、「放射性ヨウ素」が太古の昔からあったような
印象を受けてしまいます。国も暫定基準という新たな基準
を設け「原発事故は無かった」という幻想を作ろうとして
いるようです。

国は水や食料に新たな暫定基準を設け、被ばく限度量も
引き上げられました。国は「国民を被ばくから守る」こと
を放棄したようです。

福島への旅行や居住、福島産の食品を食べることは
甲状腺がんの予防のためにあきらめましょう。
直ちに子供たちを福島県外に疎開させてください。


詳しくは
原子力緊急事態宣言
http://phnetwork.blogspot.com/


切明義孝



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